ひょうご経済プラスTOP 経済 国連の神戸拠点、9月にも開設 「起業プラザ」と連携

経済

国連の神戸拠点、9月にも開設 「起業プラザ」と連携

2020.02.18
  • 印刷

 途上国の発展や紛争・被災地域の復興を支援する「国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS、ユノップス)」は9月にも、先端技術を実証する拠点施設を三井住友銀行神戸本部ビル(神戸市中央区浪花町)に開く。同じフロアには、兵庫県が起業家の支援施設「起業プラザひょうご」を移転させる方針で、同時にオープンする。

 ユノップスの「グローバルイノベーションセンター(GIC)」。世界15カ所に設ける計画で、北欧など2カ所で始動した。アジアでは神戸が初めて。

 起業家らから世界的課題を解決する提案を募り、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現につなげる。県は神戸市と共同で、同ビル2階の約430平方メートルに、起業家の作業スペースや起業プラザと共用の会議室などを設ける。職員ら5人ほどが常駐する。

 県新産業課は、GICと起業プラザの連携で相乗効果を高める考え。一方、県は起業ニーズの高まりを受け、起業プラザひょうごの地域拠点を、姫路と尼崎の両市に7月にも開設する。

 姫路市本町のビル3階の約280平方メートルと、尼崎市昭和通2の市中小企業センター3階の約240平方メートル。両市と共同で作業スペースや小規模オフィス、会議室を整備する。運営は専門のノウハウを持つ団体に委託する。同課は「兵庫の起業家育成環境の充実を広くアピールしたい」と話している。

 県は、GICの開設などの費用計約7700万円を、2020年度当初予算案に計上した。(佐伯竜一)