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神戸1月の百貨店売上高8・5%減 新型肺炎、今後さらに厳しい状況

2020.02.22
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神戸新聞NEXT

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 日本百貨店協会が21日発表した1月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比3・1%減となり、4カ月連続のマイナスだった。新型コロナウイルスによる肺炎拡大が影響し、暖冬で冬物衣料も売れなかった。加盟企業への聞き取りでは2月の売上高も約15%減、訪日外国人による免税売上高は約7割減と大幅なマイナスになっており、新型肺炎が百貨店を直撃している。地方でも苦戦が目立った。

 外国人客だけでなく、日本人客も感染を恐れて客足が鈍っているという。協会の山崎茂樹専務理事は「消費税増税の影響が薄れてきたところでコロナウイルスが発生し、かなり厳しい状況になっている」と話した。2月の売上高は、17日時点で都市部を中心とした店舗を対象に売り上げを聞き取って推計した。

 1月の売上高を商品別で見ると、衣料品が6・8%減、化粧品や貴金属などを含む雑貨は1・5%減だった。全店ベースの売上高は4703億円だった。地域別では、東京地区の売り上げが2・4%減となり、主要10都市全体では2・5%減だった。仙台が4・7%減、京都が4・4%減と落ち込んだ。10都市以外の地区は4・6%減だった。

 全国91店舗を対象に調査した1月の免税品売上高は20・9%増の316億円となった。今年は1月24~30日だった春節(旧正月)期間が昨年は2月だったため、このずれで大幅増となった。ただ、春節後半は中国政府が海外への団体旅行を禁止したため、春節期間同士の比較では約8・4%減と推計されるという。

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 日本百貨店協会が21日まとめた1月の神戸地区の百貨店売上高は、前年同月比8・5%減の111億2800万円と、4カ月連続で前年実績を下回った。記録的な暖冬による衣料品の落ち込みが大きく、同協会は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今後さらに厳しい状況が続くだろう」としている。

 冬物商材が主力の衣料品を中心に苦戦し、「紳士服・洋品」と「婦人服・洋品」、「子供服・洋品」はいずれも2桁減となった。海外高級ブランドのかばんや靴など「身のまわり品」も29・0%減と大幅マイナス。高級時計を含む「美術・宝飾・貴金属」は2・2%減だった。

 一方、下旬に始まったバレンタイン商戦などが好調で「菓子」が11・0%増。「総菜」も0・3%のプラスだった。「化粧品」は1・7%増だった。(三島大一郎)