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神戸市、首都圏人材会社と連携 市内企業とのマッチングへ

2020.04.15
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神戸市役所=神戸市中央区

神戸市役所=神戸市中央区

 首都圏の人材を呼び込め-。神戸市は東京の人材紹介会社2社と相次ぎ連携し、人手不足が課題の市内企業とのマッチングに乗り出す。それぞれ、専門技術の発揮と副業・兼業がテーマ。新たな交流を生み出し、移住の促進や新技術の創出を目指す。

 スタートアップ支援に注力する同市の取り組みの一環。IT関連などの人材は東京を中心とする首都圏に多く、神戸で活動する人を増やすことで起業の土壌をつくり、既存の企業の課題解決も図る。

 専門技術人材の誘致は、この分野で採用支援を手掛けるアスタミューゼ(東京)の仕組み「SCOPE」を使う。企業と求職者双方の実現したい未来を可視化した上でつなぐ。面談を経て早ければ5、6月の就労を想定している。

 さらに、都市部に住みながら副業・兼業を希望する人材を地方の中小企業に紹介するJOINS(同)とも提携。同社のウェブサイト上で、「業務効率化によるコスト削減」などの需要ごとに地元企業と引き合わせる。多様な働き方を望む人が増えたことで副業・兼業は買い手市場とされ、地方企業も経験豊富な人材に出会いやすいという。

 市は2つの取り組みで各10社程度の参加を見込む。今秋ごろ、関心がある市内企業や他の自治体向けの報告セミナーを開く。市新産業課は「地元企業に首都圏の人材の活用法を知ってほしい。産業活性化につながれば」としている。(横田良平)