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前払いサイト活用で手数料補助 神戸商工会議所

2020.05.12
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会見する神戸商工会議所の家次恒会頭=神戸市中央区港島中町6

会見する神戸商工会議所の家次恒会頭=神戸市中央区港島中町6

 神戸商工会議所の家次恒(ひさし)会頭(シスメックス会長兼社長)は11日の定例会見で、新型コロナウイルスで打撃を受けた会員について、「相当苦しい。力を合わせて難局を乗り越えたい」と述べた。売り上げが落ちた飲食店や美容室などを前払いで支援するサイトの利用を促進するほか、医療やテレワーク関連商材のマッチングなどの対策を急ぐ。(佐伯竜一)

 前払いサイトは、ITベンチャー「Daft(ダフト)」(神戸市垂水区)が設けた「ハロトコ」。登録店が電子チケットを出品し、応援したい利用者がオンライン決済で購入する。終息後に店側が商品やサービスを提供する。神商議は、各店が負担する販売手数料を上限付きで補助する。期間は18日~7月まで。先着50店を募っている。

 商材マッチングは、マスクや消毒液などの「コロナ」関連と、パソコン周辺機器など「テレワーク」関連の2テーマで、近くサイトを新設する。会員企業は「売りたい」「買いたい」のいずれにも無料で登録でき、非会員とも商談できる。

 さらに、不特定多数が使う公的・民間施設向けには、人工知能(AI)などのシミュレーションで建物内の気流を可視化する有料の取り組みも始める。各施設の感染リスク軽減につなげてもらう。

 家次会頭は、世界の経済活動がストップして出口が見えず、地域経済への影響は阪神・淡路大震災やリーマン・ショックより厳しいとの認識を強調。「地元企業はかつてない窮地。情報発信力も落ちている。次(の展開)につながるよう支える」と話した。神商議産業部TEL078・303・5806

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