経済
神戸の百貨店、4月は78%減 7カ月連続前年割れ
日本百貨店協会が22日まとめた4月の神戸地区の百貨店売上高は、前年同月比78・6%減の23億2700万円と、7カ月連続で前年実績を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大で、入店客数が約7割減ったことが影響した。
主力の衣料品に加え、化粧品や美術・宝飾・貴金属を含む「雑貨」が大幅に落ち込んだ。海外高級ブランドのかばんや靴など身のまわり品は91・9%減。訪日客の激減で免税売上高は9割以上減少した。
多くの店舗で営業を継続した「食料品」だったが、菓子が61・2%減、総菜は58・2%減、生鮮食品は42・2%減と苦戦した。(三島大一郎)