ひょうご経済プラスTOP 経済 コープこうべ、2年連続増収増益 宅配、電力事業が堅調

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コープこうべ、2年連続増収増益 宅配、電力事業が堅調

2020.06.02
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 生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)が2日発表した2020年3月期決算(単体)は、経常剰余金(経常利益)が前期比14・9%増の26億9800万円、純利益に当たる当期剰余金は54・9%増の17億500万円で、2年連続の増収増益だった。宅配と電力事業が業績をけん引した。

 企業の売上高に当たる供給高が0・8%増の2460億8400万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、宅配の新規の申し込みや既存利用者の注文が急増し、宅配事業は前期比約15億円の増収となった。同事業は5年連続で過去最高を更新した。

 店舗事業も2月下旬ごろから利用が伸び始めたほか、組合員1人当たりの購入単価が増えたことなどで前期並みを維持。電力小売り事業は、今年3月末で契約件数が3万5千件を突破し、前期比約4億円の増収と好調に推移した。

 21年3月期は、店舗の建て替えや改装に伴う休業などの影響で、供給高は1・2%減の2433億円を予想。経常剰余金も20・3%減の21億4900万円を見込む。当期剰余金は、老朽化した店舗の解体費用などを特別損失に計上するため、2億3700万円の赤字になる見通しという。(三島大一郎)