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5月の兵庫県内倒産 件数、負債総額ともに減少 コロナ影響で手続きに遅れ

2020.06.05
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 帝国データバンク神戸支店が5日まとめた兵庫県内の5月の企業倒産(負債1千万円以上、法的整理のみ)は、前年同月比77・1%減の8件、負債総額は同54・0%減の19億4千万円だった。

 大幅な減少は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で、裁判所が破綻した企業の法的手続きを延期するなどしたため。業界別では、外出自粛の影響が響いた「小売業」が3件。「製造業」と「卸売業」がそれぞれ2件だった。

 新型コロナ関連倒産は、いずれもアパレル関連の3件。同支店は「これまでは手元資金の少ないアパレルや飲食店などの倒産が多かった。今後は受注環境の悪化が続く製造業などにも影響が拡大する恐れがある」としている。

 一方、東京商工リサーチ神戸支店がまとめた5月の倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年同月比70・5%減の10件、負債総額は同47・9%減の19億6500万円だった。(中村有沙)