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関西の観光回復「鍵は兵庫」 りそな総合研究所

2020.06.17
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 りそな総合研究所は16日、新型コロナウイルスで激減した関西の外国人観光客の回復は、兵庫への周遊動向が鍵を握るとの分析をまとめた。感染の拡大前から奈良、京都との行き来が急増しており、回復の勢いを示す判断基準になるという。

 同研究所によると、訪日客は京都を訪問後、大阪や東京に向かう例が目立ったが、近年は歴史・文化遺産が集まる関西への観光がメインという。

 訪日客が2018年に兵庫、大阪、京都、奈良の都市間を往来した人数を前年と比べたところ、「兵庫-奈良」の増加率が1・4倍と、「京都-奈良」(1・5倍)に次いで高かった。中国人に限ると2・2倍で、「京都-奈良」(1・7倍)を上回って最高に。「兵庫-京都」も1・6倍だったという。

 同研究所の荒木秀之主席研究員は、関西の訪日客が来春に6~7割まで回復するとの見方を示した上で、「兵庫は観光資源が多く、客数の回復は関西全体にも好影響をもたらすのでは」としている。(佐伯竜一)

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