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兵庫県内中小企業の景況指数、調査開始以来最悪に みなと銀

2020.07.01
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神戸新聞NEXT

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 みなと銀行(神戸市中央区)がまとめた4~6月期の兵庫県内中小企業の景況調査によると、全産業の景況判断指数(DI)はマイナス57・4と、前期(1~3月期)に比べて47・5ポイント悪化した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や消費低迷などが響いたためで、2010年11月の調査開始以来、最悪となった。

 19年1~3月期から6四半期連続で前期を下回り、同年7~9月期から4四半期連続でマイナス圏に沈んだ。これまでの景況判断DIの最低は、リーマン・ショックや東日本大震災が影響した11年4~6月期のマイナス36・2だった。

 今年5月、取引先の1849社に聞き、68・9%が回答した。DIは、景気が「良い」と答えた割合から「悪い」とした割合を引いた値。

 業種別では、製造業が41・9ポイント悪化のマイナス59・6で、非製造業も49・5ポイント悪化のマイナス56・5だった。地域別は、1~3月期に続いて全5カ所(神戸、阪神、播磨、但馬・丹波、淡路)でマイナス圏となり、下がり幅が拡大した。

 次期(7~9月期)の全産業の景況判断DIは、製造を中心に厳しさが増してマイナス65に落ち込むとみている。(佐伯竜一)