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兵庫県内の企業倒産 20年上半期は204件

2020.07.07
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神戸新聞NEXT

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 東京商工リサーチ神戸支店(神戸市中央区)が7日まとめた兵庫県内の2020年上半期(1~6月)の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年同期比16・0%減の204件だった。新型コロナウイルスの影響で、破綻企業の法的手続きを担う裁判所の業務縮小が要因という。

 負債額は同42・3%減の241億6400万円と大幅に減少。5億円以上の大規模倒産が前年同期から7件減って12件にとどまり、1千万円以上1億円未満の小口倒産が155件と全体の75・9%を占めたため。

 業種別では、消費の落ち込みが直接影響する「サービス業他」が61件と最多で、「建設業」が39件、「小売業」が32件と続いた。業歴別では、30年以上の老舗企業が52件と多かった。経営者の高齢化が進み、後継者不足に陥る企業が多いという。

 6月単月の倒産件数は49件と前年同月から横ばい。負債総額は同46・7%減の33億1200万円だった。同支店の担当者は「コロナ関連倒産は政府の緊急融資などで抑えられているが、予備軍は多い。手元資金がなくなると厳しくなるだろう」と話した。

 一方、帝国データバンク(神戸市中央区)が同日まとめた20年上半期の県内企業倒産件数(負債額1千万円以上、法的整理のみ)は前年同期比14・2%減の211件、負債総額は同46・5%減の231億400万円だった。6月単月は48件、31億4200万円だった。(中村有沙)