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プロの人材を中小へ仲介 県内金融機関と人材会社連携

2020.07.08
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県内金融機関と人材紹介会社の連携協定に向けて開かれた会合=神戸市中央区東川崎町1

県内金融機関と人材紹介会社の連携協定に向けて開かれた会合=神戸市中央区東川崎町1

 兵庫県内の地域金融機関と商工中金が、専門人材を採用する中小企業を支援するため、人材紹介会社と連携協定を結ぶ。金融機関が取引先の中小企業から人材ニーズを聞き、高度な専門知識・技能を持つ人材を仲介する枠組み。こうした協定は全国でも珍しいという。

 協定に参画するのは、県内に本店を置く但馬銀行、みなと銀行、県内の11信用金庫のほか、県信用組合と淡陽信用組合。政府系金融機関の商工中金も加わる。人材会社は、アデコ、極東ブレイン、ジョブパワーなど11社が名を連ねる。

 金融機関と人材会社は、内閣府から中小企業の人材仲介事業を請け負うひょうご産業活性化センター(神戸市中央区)を介して情報をやりとりし、中小企業に適切な人材を紹介する。

 同センターは、2015~19年度に204件の仲介実績を重ねてきた。近く協定を結んで仲介をさらに加速させる。協定に基づき、金融機関は情報提供料を受け取ることができ、積極的な関与が期待されるという。

 協定に基づく仲介事業の初会合がこのほど神戸市内であり、それぞれの担当者が事業概要の説明を受けた。専門性のある大企業の人材が、副業で中小企業の業務を担うこともあるという。(森 信弘)