ひょうご経済プラスTOP 経済 県内金融経済概況 「厳しさ続く」判断引き下げ 日銀神戸

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県内金融経済概況 「厳しさ続く」判断引き下げ 日銀神戸

2020.07.08
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日本銀行神戸支店=神戸市中央区京町

日本銀行神戸支店=神戸市中央区京町

 日銀神戸支店(神戸市中央区)が7日発表した兵庫県内の金融経済概況は「新型コロナウイルス感染症の影響により、一段と悪化したあと、厳しい状態が続いている」とし、基調判断を2カ月ぶりに引き下げた。

 個人消費は「大幅に減少したあと、足もとでは下げ止まりつつある」に引き上げた。百貨店販売額や観光地客数は大幅に減ったが、スーパー販売額は食料品を中心に増加した。

 生産は「大幅に減少している」に下方修正した。鉄鋼や金属製品、電気機械、輸送機械は大幅に減少し、はん用・生産用・業務用機械は弱めの動きだった。

 雇用者所得は減少。消費者物価は前年を上回り、企業倒産は下回った。

 長江敬支店長は「県内景気は今が底と思うが、感染拡大防止に向け回復は緩やかにならざるを得ず、多くの業種で当面厳しい」との見方を示した。(佐伯竜一)