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遠隔参加もOK、リアルとオンライン飲み会融合 個室にモニター設置

2020.07.13
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リアルとオンラインの会食を融合した「八百屋農園」の個室=神戸市中央区北長狭通2

リアルとオンラインの会食を融合した「八百屋農園」の個室=神戸市中央区北長狭通2

 創作料理店を展開する情熱ダイニング(神戸市中央区)は既存店の個室にモニターを設け、「オンライン飲み会」と対面による会食の双方が楽しめるサービスを10日から始めた。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、「ハイブリッド型」の飲み会を提案して顧客を囲い込む。(大島光貴)

 新サービスを始めるのは創作料理を提供する「八百屋農園」(同市中央区北長狭通2)。2室に27インチモニターと各種ケーブルを設置し、客が持参したスマートフォンやタブレット端末、パソコンの画面をモニターに映せる。無線LAN「Wi-Fi」を利用でき、好みのテレビ会議アプリなどで同僚や友人らと会話を楽しむことが可能だ。

 100人を収容できる同店は、法人の宴会利用が主体。新型コロナの感染拡大で4、5月に休業した後、6月は予約客のみを受け入れたが、月商は前年同月に比べて9割以上減ったという。

 池原晃喜社長(53)は、若い世代に浸透するオンライン飲み会に着目。「3密」対策として、2室の定員各10人を7人に制限し、大皿料理をやめて1人分ずつ提供する。扇風機や空気清浄機を置き、希望の客にはマスクやフェースシールドを無料で配る。

 池原社長は「コミュニケーションの場である宴会の灯を消したくない」と、需要に応じて他の個室や店舗にサービスを拡大する考えも示した。

 午後5時~翌午前0時。前日までに予約をすれば、オンライン参加者の自宅などに料理を届けることも可能。八百屋農園TEL078・332・3317