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中小業況指数が改善 6月、兵庫県同友会調査

2020.07.18
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 兵庫県中小企業家同友会は17日、6月の会員の売上高判断指数(DI)がマイナス35だったと発表した。5月に比べてマイナス幅が10ポイント縮小した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に毎月調査を開始して以来、改善したのは初めて。5月末の緊急事態宣言解除に伴う経済活動の再開が寄与したとみられる。

 DIは、前年同月比で「増えた」と答えた割合から「減った」とした割合を引いた値。通常は年2回調べるが、2月分(3月調査)から毎月尋ねている。6月分は7月1~10日に1755社にメールで聞き、13・6%が答えた。

 売上高DIの業種別は、横ばいだった消費財製造業を除き、建設、生産財製造業、商業、サービスがそれぞれ改善した。ただ、いずれもマイナス圏で、回復のペースは鈍い。経常利益DIは3ポイント改善してマイナス39だった。

 現状と今後の影響は、国内需要の減少▽商談の遅延▽展示会・催しの中止延期-などの回答があった。

 コロナ収束後の社会については、デジタル化やテレワーク、リモートワークが広がるとの見方が目立つ一方、経済格差の拡大や自国第一主義の加速を懸念する声も聞かれた。

 7月のDI見通し(6月比)は、売上高がマイナス15、経常利益がマイナス21で、さらなる回復を見込む。(佐伯竜一)