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有効求人倍率6カ月連続で下降 兵庫県内、6月

2020.07.31
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神戸新聞NEXT

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 兵庫労働局が31日発表した6月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・01倍で、前月比0・04ポイント低下した。下降は6カ月連続。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が解除されて求人は持ち直したものの、求職者の増加幅が上回ったため。同労働局は雇用情勢について「厳しさがみられる」とする前月の基調判断を据え置いた。

 有効求人数は7万3975人と同0・9%増え、6カ月ぶりにプラスに転じた。しかし、有効求職者数が7万3421人と同5・5%増となり、求人数の伸び幅を上回った。

 6月の新規求人数は、前年同月比13・0%減の2万7953人。5月の下落幅(32・3%減)に比べて19・3ポイント縮小した。

 主要8産業のうち、宿泊業・飲食サービス業の新規求人数は同13・2%増。残り7産業でも下落幅が5月を下回った。4~5月にかけて出された緊急事態宣言の解除を受け、企業の求人意欲が高まったとみられる。

 一方、新規求職者数は同19・4%増の1万8661人。このうち事業主都合の離職者は同76・6%増の2367人と、5カ月連続で増加した。感染が再拡大している新型コロナについて、同労働局は「雇用への影響に、より一層注意する必要がある」としている。

 兵庫以外の近畿の有効求人倍率は、大阪1・23倍、奈良1・16倍、京都1・13倍、和歌山1・00倍、滋賀0・83倍。(森 信弘)