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兵庫県内の最低賃金900円へ 1円引き上げを答申

2020.08.05
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神戸新聞NEXT

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 兵庫労働局長の諮問機関、兵庫地方最低賃金審議会(会長=梅野巨利・大阪商業大教授)は5日、2020年度の兵庫県内の最低賃金を現行より1円引き上げ、時給900円とするよう答申した。10月1日から適用されれば、17年連続で引き上げとなる。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会は、最低賃金改定について「現行水準維持が適当」と答申していた。

 兵庫の審議会では、使用者側委員が据え置きを示す「0円」を、労働者側委員が「2円引き上げ」をそれぞれ主張。最終的には、中立的な立場にある学識者らの公益委員が、コロナ禍にある労働者の処遇改善に向けた1円引き上げを提起し、決着した。

 20年度の最低賃金で働いた場合の収入が、生活保護の給付水準を下回る逆転現象は起きないという。(森 信弘)