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住友ゴム工業、93億円の最終赤字 20年6月中間

2020.08.06
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(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 住友ゴム工業(神戸市中央区)が6日発表した2020年6月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が93億4100万円の赤字に転落した。中間ベースの最終赤字は、リーマン・ショックの影響が出た09年以来11年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大に伴う完成車メーカーの減産で、主力のタイヤが国内外とも大幅に減少したことが響いた。コロナ禍の影響額は、売上高で926億円、営業利益で351億円という。

 タイヤ事業の売上高は前年同期比20・8%減の2908億4500万円。事業損益が127億4400万円の黒字から8億9500万円の赤字に転落した。スポーツ事業もコロナ禍でテニス・ゴルフ用品が伸びず事業損益が赤字に転じた。

 下期は国内外の経済回復を予想。

 電話会議システムで会見した山本悟社長はタイヤ事業について「6、7月は中国、北米が先行して回復傾向にある」と指摘。通期は営業・最終損益とも黒字転換を見込む。中間配当を見送り、期末配当20円を予定する。(西井由比子)