ひょうご経済プラスTOP 経済 トーヨータイヤ 営業利益300億円に 20年12月期連結

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トーヨータイヤ 営業利益300億円に 20年12月期連結

2020.08.07
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中間決算を発表するTOYOTIREの清水隆史社長=伊丹市藤ノ木2

中間決算を発表するTOYOTIREの清水隆史社長=伊丹市藤ノ木2

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 タイヤ大手のTOYOTIRE(トーヨータイヤ、兵庫県伊丹市)は7日、2020年12月期連結決算の営業利益が前期比22%減の300億円になりそうだ、と発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う自動車の減産が響くが、市販用タイヤの販売は好採算の北米と日本で前期並みを見込む。売上高営業利益率も業界最高レベルの9・1%を確保する見通し。

 売上高は12・6%減の3300億円、純利益は42・8%減の140億円とし、2月予想の増収増益から一転、減収減益となる。ただ市販用の大口径タイヤが好調な北米で営業増益を見込むほか、冬用の需要が高まる日本でも下期は増益となる見通し。

 伊丹市の本社で会見した清水隆史社長は「5月以降、市販用タイヤは年初の計画を捉えるレベルで需要が回復基調にある」と手応えを語る。同時に計画する80億円の経費削減も収益改善に寄与するという。

 一方、同日発表した20年6月中間連結決算は、純利益が前年同期比で9割超の大幅減となった。コロナ禍で操業停止期間中の人件費や減価償却費など16億円を特別損失に計上したほか、19億円の為替差損も響いた。(大島光貴)