ひょうご経済プラスTOP 経済 兵庫の有効求人倍率、1倍割れ 4年11カ月ぶり

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兵庫の有効求人倍率、1倍割れ 4年11カ月ぶり

2020.09.01
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 兵庫労働局が1日発表した7月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・03ポイント下落の0・98倍だった。求人数の増加に比べて求職者数の伸びが大きかったため。1倍台を割り込むのは2015年8月(0・99倍)以来、4年11カ月ぶり。

 下落は7カ月連続。同労働局は雇用情勢の基調判断を「厳しさがみられる」から、「厳しい状況にある」と2カ月ぶりに下方修正した。15年8月以前は、1991年10月から1倍を下回り続けていた。

 7月の有効求人数は前月比3・0%増の7万6179人と2カ月連続で増加。一方、有効求職者数は7万7814人と同6・0%増え、求人数の増加を上回った。

 県内の有効求人倍率は16年9月以降、バブル期の最高値を上回り続け、ピークの18年9月には1・47倍に達した。だが20年1月以降、米中貿易摩擦による景気減速やコロナ禍を受け、7カ月間で0・42ポイント急降下した。(森 信弘)

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 厚生労働省が1日発表した全国の7月の有効求人倍率は1・08倍で、1・11倍だった前月から0・03ポイント落ち込んだ。7カ月連続の悪化。経済活動は再開されつつあるが、依然として新型コロナウイルスで厳しい雇用情勢が続く。

 総務省が1日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は前月比0・1ポイント上昇の2・9%となり、2カ月ぶりに悪化した。完全失業者数は前年同月比41万人増の197万人だった。