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住友ゴム、工場を避難所に 泉大津市と協定

2020.09.18
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臨時避難所となる体育館について吉村洋文大阪府知事(右)に説明する住友ゴム工業泉大津工場の箱嶋英一工場長(中央)=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる体育館について吉村洋文大阪府知事(右)に説明する住友ゴム工業泉大津工場の箱嶋英一工場長(中央)=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる住友ゴム工業泉大津工場の体育館を視察する吉村洋文大阪府知事(右から3人目)=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる住友ゴム工業泉大津工場の体育館を視察する吉村洋文大阪府知事(右から3人目)=大阪府泉大津市河原町

住友ゴム工業泉大津工場で実施した防災訓練で机の下に隠れる吉村洋文大阪府知事=大阪府泉大津市河原町

住友ゴム工業泉大津工場で実施した防災訓練で机の下に隠れる吉村洋文大阪府知事=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる大浴場を紹介する住友ゴム工業泉大津工場の箱嶋英一工場長=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる大浴場を紹介する住友ゴム工業泉大津工場の箱嶋英一工場長=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる住友ゴム工業泉大津工場の体育館と駐車場。車中泊にも対応する=大阪府泉大津市河原町

臨時避難所となる住友ゴム工業泉大津工場の体育館と駐車場。車中泊にも対応する=大阪府泉大津市河原町

 住友ゴム工業(神戸市中央区)は、泉大津工場(大阪府泉大津市)を災害時の臨時避難所として提供する。構内の体育館や駐車場、大浴場などを開放、最大約500人を受け入れる。新型コロナウイルス感染拡大で増加が予想される車中泊にも対応する。同社によると、企業がこれだけ大規模な施設を提供するのは全国的にも珍しいという。

 6月、泉大津市と協定を結んだ。指定避難所で被災者を収容しきれない場合に、市の要請を受けて開放する。感染防止対策で市は1人当たりの専有面積を倍以上に広げたため、各施設の定員が大幅に減少。受け入れ人数を確保したい市の提案に応じて協定を結んだ。

 開放するのは、約230人収容の体育館▽本館の会議室・ロビー▽最大14人ほどが入れる大浴場▽約100台分の駐車場-の各施設。徒歩移動が原則の指定避難所と異なり、市は車での移動も認めて車中泊ができるようにした。各施設は、タイヤの工場棟がある区域と道路で隔てられており、被災者を受け入れても生産に影響しないという。

 箱嶋英一工場長(47)によると、避難所は市職員が運営するが、従業員15人ほどがボランティアで手伝う予定。自宅が被災した従業員も受け入れる。

 今月4日には府の主催で協定締結後初となる防災訓練を実施した。吉村洋文知事が段ボールベッドやテント型仕切りなどが並ぶ体育館を視察し、訓練に臨んだ。吉村知事は「コロナ禍での新しい避難のあり方を見ることができた。官民が連携して避難場所を確保した取り組みは画期的」と話した。(大島光貴)