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新型コロナで需要減 漁業も影響続く 兵庫県、関係者と意見交換

2020.09.26
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漁業へのコロナ禍の影響が報告された意見交換会=明石市中崎1、兵庫県水産会館

漁業へのコロナ禍の影響が報告された意見交換会=明石市中崎1、兵庫県水産会館

 兵庫県は、新型コロナウイルス感染症で影響を受ける漁業の支援へ、県幹部と県内漁業団体との意見交換会をこのほど開いた。漁業関係者らは、需要減の影響や感染者の発生リスク管理の難しさなどを説明した。

 県が農業や飲食など15分野の業界幹部らと開く会合の一環。県漁業協同組合連合会や県内の瀬戸内海、日本海両沿岸の漁協幹部ら9人が出席した。

 西播磨の養殖カキは3~5月、殻付きを中心に受注が減り、むきガキにして冷蔵庫で保管。在庫が減っておらず、出席者は10月に始まる収穫分の値崩れの懸念も示した。但馬地域では3月下旬から5月にかけてホタルイカやハタハタの出荷が減り、売り上げが半減。収益を確保しようと、普段は狙わない時期にカレイを取る苦しい操業になったという。

 乗組員の感染リスクを巡っても、「但馬の医療体制で迅速なPCR検査ができるのか」「自宅待機で2週間動けないと、操業に影響が出る」など不安の声が上がった。(山路 進)