経済
資金繰りやデジタル化支援、兵庫県政に要望 県商議所連合会
兵庫県商工会議所連合会(18商工会議所)は16日、2021年度県政への要望書を井戸敏三知事に提出した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中小、小規模事業所への資金繰り支援などを求めた。
要望書には、金融施策の拡充や、企業のデジタル化支援、県内回帰の促進、人材確保の支援、公共事業の確保などを列記した。県庁を訪れた同連合会の家次恒会頭(神戸商工会議所会頭)は、「(コロナ禍の影響で迫られる)業態転換などに対しても、後押しをお願いしたい」と強調した。
また、会員企業の相談に応じる経営指導員らの負担が増しているとし、増員のための補助金増額も求めた。(森 信弘)