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神戸港のコンテナ取扱数 コロナ響き前年比7・8%減 20年上半期

2020.10.17
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神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

 神戸港で2020年上半期(1~6月)に取り扱われたコンテナ貨物が、前年同期比7・8%減の132万7172個(20フィート換算)だったことが、神戸市のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染拡大で世界的に荷動きが鈍かった。

 上半期での前年割れは、米中貿易摩擦の影響が出た昨年に続き2年連続。内訳は輸出貨物が前年比8・7%減の54万4千個、輸入貨物が4・0%減の48万8千個、国内の地方港を巡る貨物が11・8%減の29万5千個だった。

 輸出品目の数量別では自動車が前年比25・3%減、自動車部品も23・1%減。地域別では、最大の相手国の中国向けが19・2%減り、タイやインドネシアなども10%以上の落ち幅だった。中国や東南アジアなどでの需要低迷に伴う日系自動車メーカーなどの減産が響いた。

 国内貨物の往来も輸出の停滞により振るわなかった。生活必需品が多い輸入は比較的堅調だった。

 7月単月の取扱個数は、輸出入の合計が前年比11・2%減と厳しい状況が続く。欧州では感染再拡大も起きており、同市港湾局は「5月を底に徐々に回復傾向だが、引き続き予断を許さない状況」としている。(横田良平)