ひょうご経済プラスTOP 経済 神戸電鉄、11年ぶり最終赤字 コロナで旅客激減

経済

神戸電鉄、11年ぶり最終赤字 コロナで旅客激減

2020.10.28
  • 印刷
神戸電鉄の車両

神戸電鉄の車両

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 神戸電鉄(神戸市兵庫区)が28日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が1億5600万円の赤字(前年同期は10億3200万円の黒字)に転落した。新型コロナウイルス禍に伴う外出自粛で旅客が大幅に減ったことが響いた。中間ベースの最終赤字は09年度以来、11年ぶり。

 政府の緊急事態宣言で、鉄道、バス、タクシーの利用者数が激減し、運輸業の売上高に当たる営業収益は前年同期比24・3%減。一方、「巣ごもり需要」を取り込んだ食品スーパーが好調で、流通業の営業収益は2・4%増だった。連結営業収益は16・0%減の97億6900万円となった。

 当初未定としていた通期(21年3月期)の業績予想を公表。旅客は回復傾向にあるものの、テレワークの拡大など移動を控える傾向が継続するとみて、9700万円の最終赤字を見込む。(三島大一郎)