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20年兵庫県内倒産423件 件数、負債額ともに減少 

2021.01.12
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神戸市中心部=2020年8月撮影

神戸市中心部=2020年8月撮影

 東京商工リサーチ神戸支店(神戸市中央区)が12日まとめた兵庫県内の2020年の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年比14%減の423件、負債総額は同12・7%減の550億5800万円だった。いずれも前年から減少した。

 件数は、2010年以降で2番目に少なかった。新型コロナウイルス禍による経営環境の悪化で倒産の多発が懸念されたが、無担保・無利子融資などの各種支援策が奏功し、経営破綻を抑えた。

 負債1億円未満の倒産が全体の約8割を占め、小口化の傾向が続く。10億円以上は10件と前年比横ばい。最も負債が大きかったのは不動産賃貸のANGELO(アンジェロ、姫路市)の125億3700万円だった。

 業種別では、個人消費の落ち込みの影響を受けやすい「サービス業他」が前年比29・4%減の127件と最多。このうち「飲食業」が48件と目立った。原因別では、販売不振などの「不況型」が全体の88・9%を占めた。

 20年12月単月の件数は、前年同月比37・5%減の30件、負債総額は同14・4%減の15億2500万円だった。

 一方、帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)が12日まとめた20年の県内倒産件数(負債1千万円以上、法的整理のみ)は前年比9・4%減の441件、負債総額は同37・6%減の409億5700万円だった。(中村有沙)

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