ひょうご経済プラスTOP 経済 神戸阪急のフロア刷新、22年度にも着手 神戸大丸、阪急梅田と差別化

経済

神戸阪急のフロア刷新、22年度にも着手 神戸大丸、阪急梅田と差別化

2021.05.12
  • 印刷
フロアを刷新する神戸阪急の外観=神戸市中央区小野柄通8(2019年撮影)

フロアを刷新する神戸阪急の外観=神戸市中央区小野柄通8(2019年撮影)

 阪急阪神百貨店の山口俊比古社長は11日、検討を進める神戸阪急(神戸市中央区)のフロア刷新について、2022年度にも着手する方針を明らかにした。現在は婦人服や服飾雑貨、紳士、子どもなど商品別の構成となっているが、神戸の土地柄にふさわしいライフスタイルを提案できる売り場づくりを目指す。

 山口社長は「(地域1番店の)大丸神戸店とも、阪急の梅田本店とも違う魅力を備え、神戸市民に存在感を示したい」と述べ、都市型百貨店として非日常空間を創出し、衣料品とリビング用品を同時に提案する仕掛けなどを掲げた。

 神戸阪急は19年10月に開業し、地下の食品フロアの改装を済ませている。

 親会社のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが発表した21年3月期連結決算は、新型コロナ禍の緊急事態宣言で主力の百貨店事業を臨時休業した影響などで、売上高が前期比17・6%減の7391億9800万円となった。最終赤字は前期の131億5千万円から247億9100万円に拡大し、07年の同社発足以降、最大となった。

 神戸阪急の20年度下半期の売上高は、前年同期比9・4%減の170億8800万円だった。入店客数は25・2%減で、食品フロアの売り上げが全体をけん引したという。(横田良平)

 兵庫県内百貨店の21年3月期の売上高は次の通り。

 神戸阪急=前期比50・9%増の284億6700万円▽西宮阪急=16・0%減の209億7400万円▽川西阪急=17・2%減の122億5千万円▽宝塚阪急=8・6%減の67億3400万円▽三田阪急=22・2%減の10億6100万円▽あまがさき阪神=2・7%減の28億4400万円▽阪神・にしのみや=7・5%減の41億4300万円▽阪神・御影=8・8%減の4億7700万円