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中小の販売戦略後押し 神戸市とマクアケ連携協定

2021.09.09
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事業連携協定を結んだ神戸市経済政策課の長井伸晃担当係長(左)とマクアケ地方事業部の菊地凌輔部長=神戸市中央区加納町4

事業連携協定を結んだ神戸市経済政策課の長井伸晃担当係長(左)とマクアケ地方事業部の菊地凌輔部長=神戸市中央区加納町4

 新商品や新サービスの応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」を使って、中小企業のイノベーション(技術革新)創出、販路拡大を後押ししようと、運営会社のマクアケ(東京)と神戸市はこのほど、事業連携協定を結んだ。2023年3月末まで。

 同サイトは、企業などが世に出したい商品やサービスを経緯と共に紹介し、応援したい人に買ってもらって資金調達している。1日に40~45件の新プロジェクトが掲載され、今年8月末時点で170万人超が会員登録している。

 新型コロナ禍で同市内でも催事や展示会が減り、とりわけ資金力の乏しい中小企業は、顧客ニーズの把握や新規顧客の獲得が難しくなっているという。

 マクアケの解説セミナーを開くほか、市のイノベーション創出支援プログラムに参加する中小企業を対象に、サイト掲載に向けた計画・販売戦略の助言、サイト制作者とのマッチングなどに応じる。

 同社の菊地凌輔・地方事業部長は「オンラインで新商品発表、テストマーケティング、プロモーション、販路拡大と一気通貫で実現できる。受注生産のような形で、在庫を抱えるリスクがない」と利点を挙げた。(長谷部崇)