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コープこうべ鎮魂式「教訓引き継ぎ、防災・減災進める」 震災27年

2022.01.17
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阪神・淡路大震災で犠牲になった組合員や職員に黙とうする幹部職員ら=17日午前9時、神戸市東灘区田中町5、コープこうべ生活文化センター

阪神・淡路大震災で犠牲になった組合員や職員に黙とうする幹部職員ら=17日午前9時、神戸市東灘区田中町5、コープこうべ生活文化センター

 阪神・淡路大震災発生から27年となった17日、被災地の事業所で犠牲者の霊を慰める式典や、有事の業務継続に向けた実践訓練があった。参加者は震災の教訓を次代に受け継ぐ決意を新たにした。

 生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)は、本部近くの組合施設「生活文化センター」で鎮魂式を開き、幹部職員ら15人が犠牲者に黙とうした。

 阪神・淡路大震災で、コープこうべは本部ビルをはじめ18の施設が全半壊し、職員11人が亡くなった。同センターは当時、神戸市の要請を受け、地下体育館が遺体安置所になった。鎮魂碑は犠牲になった組合員や職員らの冥福を祈り、2001年に設置された。

 午前9時、碑の前に職員らが整列。岩山利久組合長は「震災は尊い命や住み慣れたまち並み、大切なものを一瞬にして奪い去った。教訓を引き継ぎ、防災・減災を進める」と強調。新型コロナウイルス禍にも触れ、「小さな力を寄せ合う協同の力、人や地域とつながる大切さが再認識された。震災を経験していない世代とも手を取り合い、誰一人取り残さない、持続可能な社会の実現に向けてまい進していく」と誓った。(横田良平)