経済
虎選手使用の用具にタッチ!「甲子園歴史館」が拡張、3月3日リニューアル
阪神電気鉄道は25日、甲子園球場(兵庫県西宮市)の「甲子園歴史館」を3月3日にリニューアルオープンすると発表した。プロ野球・阪神タイガースの選手が使った用具に触れるほか、隣に商業施設「甲子園プラス」を同時開業して展示エリアを拡張する。
球場2階「球場エリア」と甲子園プラス2階「PLUS(プラス)エリア」の2カ所を、歩行者デッキで接続する。展示面積は従来の1・25倍の1500平方メートルに広がる。
PLUSエリアは、タイガースの歴史、名選手をゆかりの品や映像、写真などで振り返る。選手のバットやグラブに触れられる「体験!タッチスタジアム」も新設する。
球場エリアは、高校野球の魅力を伝える。写真や映像で歩みを紹介する「名勝負ギャラリー」は、七つのテーマを追加して22のシーンを用意した。
タブレットを貸し出して拡張現実(AR)のタイガース選手と撮影などを楽しんでもらうスタジアムツアーも導入する。
歴史館顧問で球団OBの吉田義男氏は「若年層向けの展示も充実しており、多くの方に来ていただけたら」とコメントを寄せた。(大盛周平)