ひょうご経済プラスTOP 経済 「青いダイヤ」おいしくなあれ 初夏の風物詩、灘五郷で梅酒の仕込み始まる 白鶴酒造

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「青いダイヤ」おいしくなあれ 初夏の風物詩、灘五郷で梅酒の仕込み始まる 白鶴酒造

2022.05.25
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専用の機械で梅を洗う従業員=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

専用の機械で梅を洗う従業員=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

タンクに梅の実を入れる従業員=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

タンクに梅の実を入れる従業員=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

古城梅の実と梅酒=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

古城梅の実と梅酒=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造

 清酒大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)で25日、毎年恒例の梅酒の仕込みが始まった。すでに清酒の寒造りを終えたこの時期、灘五郷の蔵元では、夏場は使わない醸造用タンクを活用した梅酒造りが初夏の風物詩となっている。

 同社によると、清酒や焼酎などを使って製造する「和リキュール」の市場拡大などで、数年前から台湾や中国などアジアで梅酒が人気を集め、今後も好調な売れ行きが期待される。

 白鶴酒造では昨年の約1・3倍の量を仕込む予定。原料は「青いダイヤ」と呼ばれ梅酒に最適とされる古城梅6トンと、香り高い完熟の南高梅193トンで、どちらも紀州産を使う。

 この日は朝から、トラックで届いた収穫したての古城梅を従業員らが蔵へ運び込み、専用の機械で水洗い。醸造アルコールと液糖が入ったタンクに次々と漬け込んだ。梅の実は2カ月ほどで引き上げ、熟成させて来春以降、順次出荷する。

 岡本隆志工場長(53)は「今年は例年より実が大きめの印象。おいしい梅酒ができると思うので、ぜひ多くの人に飲んでもらいたい」と話した。(赤松沙和)