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冬場に仕込む「寒造り」従業員確保へ 白鶴酒造が初の酒造りセミナー

2022.07.01
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白鶴酒造の蔵で、こうじ造りの作業を行う季節従業員たち(同社提供)

白鶴酒造の蔵で、こうじ造りの作業を行う季節従業員たち(同社提供)

 清酒大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)は、冬場に酒を仕込む「寒造り」に携わるスタッフの確保に向け、初のセミナーを開く。同社の杜氏(とうじ)が冬場の酒造りや仕事について紹介し、酒蔵で働いてみたい人を広く募る。7月10日にオンラインで開き、5日まで参加申し込みを受け付ける。(赤松沙和)

 灘五郷などの酒蔵では、寒造りを行う秋から春にかけ、社員に加え、蔵の近くに住み込むなどして働く「季節従業員」を雇う。かつては、出稼ぎの農家や漁師が多くを占めたが、今では兵庫県内外のさまざまな職種の人たちが携わる。

 同社では毎年、十数人の季節従業員が、杜氏ら社員とともに、こうじ造りや搾りなどを手掛ける。何年も続けたり、1期限りで辞めたりとさまざまで、各地のハローワークを通じて毎年数人ずつ新たな人を迎えてきた。

 だが、生活拠点を移す必要があるなどの条件からか、応募者は年々減少。酒造りに関心のある若い人にも蔵人の仕事をPRしようと、セミナーを企画した。

 今年の採用予定は4人程度。セミナーでは、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、杜氏が自社の酒造りや季節従業員の働き方、酒蔵や宿泊施設などを紹介する。質問にも応じる。

 午前10~11時。参加無料。申し込みは、件名に「蔵人のお仕事セミナー申込」と書き、本文に名前、在住の都道府県、メールアドレスを添えて、同社のメール(jinji@hakutsuru.co.jp)まで。白鶴酒造TEL078・856・7190