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神戸港に初寄港した科学探査船タラ号=神戸市中央区、神戸港沖
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神戸港に初寄港した科学探査船タラ号=神戸市中央区、神戸港沖
中突堤に停泊した船内でこれまでの活動を説明する大学教授やタラ号の乗組員ら
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中突堤に停泊した船内でこれまでの活動を説明する大学教授やタラ号の乗組員ら

 サンゴ礁の環境を調査しながら航海しているフランスの科学探査船「タラ号」が2日、神戸港に寄港した。これまで約100カ国以上を航行し、神戸への入港は初めて。6日まで停泊し、これまでの活動や研究成果をセミナーや活動のパネル展示で紹介する。(篠原拓真)

 タラ号プロジェクトは、フランスの非営利団体「タラ財団」が海洋環境調査と自然保護を目的に2003年から始めた。帆船の一種、スクーナー船(全長36メートル)で大西洋や地中海、北極海などを航行してきた。

 11回目となる今回は、地球上の約40%のサンゴ礁があるという太平洋を調査。これまでにツバルやチリ・イースター島などの海域でそれぞれ、同一種のサンゴや魚と、海水を採取し、帰港後、モナコやフランスの研究機関などで生息環境の比較とサンゴに与える影響などを解析する。

 各島でサンゴのサンプルを取ってきたが、調査した海域の約5割のサンゴが死滅したり、白化現象が生じたりしていたという。

 神戸港中突堤には2日午後2時ごろ、高校生や保育所の子どもたちがフランス国旗を振る中、タラ号が姿を見せた。タラ号の日本大使を務める映画監督でタレントの北野武さんも駆けつけ、船員らの上陸を出迎えた。

 船内で会見した船長のマルタン・エルトーさん(39)は「(今回の寄港で)1人でも多くの人にわれわれの研究や海の環境を知ってもらいたい」と話した。

 3日は午後1時から神戸市中央区波止場町の神戸海洋博物館でセミナーがある。「海は命の源」と題して京都大の緒方博之教授らが講演する。また、中突堤中央ターミナルかもめりあではタラ号の活動を紹介するパネル展を開く。いずれも無料。

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