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命の素晴らしさを舞台で伝えようと稽古に励む清水章代さん(右から2人目)=神戸市中央区神戸港地方
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命の素晴らしさを舞台で伝えようと稽古に励む清水章代さん(右から2人目)=神戸市中央区神戸港地方

 東日本大震災から丸6年をとなる11日、東北で復興支援に携わった舞台芸術家の清水章代さん(43)=神戸市兵庫区=が、同市灘区岸地通の小劇場「イカロスの森」で創作舞台を上演する。戦争を主題にした「カミニウモレタものがたり」。震災の犠牲者の声に耳を傾け、生を見つめ直した被災地での経験を元に、“生命賛歌”を高らかにうたう。

 大震災翌年から約3年間、岩手県大槌町で災害ラジオ局のスタッフとして住民と付き合い、復興過程の悩みを共有してきた清水さん。2年前に神戸に拠点を戻してからも、被災者との交流は続いている。

 舞台は、「アンネの日記」の著者アンネ・フランクと、被爆地広島で千羽鶴の少女として知られる佐々木禎子という、戦争の犠牲となった少女が見た世界を描く。2人の残した紙が表す生の実感を、民族楽器の音色に包まれながら、犠牲者ではなく、人間が生きた証しとして表現する。

 「アンネ」「禎子」とも、大震災前に上演した舞台を基に再構成し、脚本を練り上げた清水さんは「被災地は死に近くとも、そこに向かってはいない。彼女たちも同じ。確かな生があったことが伝わる舞台にしたい」と意気込む。

 12日まで。11日は午後4時、同7時からの2回。12日は午前11時、午後2時、同5時から。前売り券は一般2500円、学生1500円。(当日券は各500円増)。ハプトマイムTEL080・4024・0369

(大山伸一郎)

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