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龍馬が塾頭を務めた神戸海軍操練所。跡地に記念碑が立つ=同市中央区新港町(撮影・後藤亮平)
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龍馬が塾頭を務めた神戸海軍操練所。跡地に記念碑が立つ=同市中央区新港町(撮影・後藤亮平)
菊池貴弘さん(右)ら長田龍馬会が展示する坂本龍馬の手紙や、愛知県のイラストレーター角谷やすひとさんのイラスト原画=神戸市長田区二葉町7、ふたば学舎
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菊池貴弘さん(右)ら長田龍馬会が展示する坂本龍馬の手紙や、愛知県のイラストレーター角谷やすひとさんのイラスト原画=神戸市長田区二葉町7、ふたば学舎

 今年で没後150年となる幕末の志士、坂本龍馬と神戸との関わりを伝える展示「坂本龍馬と神戸海軍操練所」が、神戸市長田区二葉町7の交流施設「ふたば学舎」で開かれている。龍馬が勝海舟に弟子入りしたことなどを姉に報告した手紙3通の複製が紹介され、1868年の神戸港開港を前に、大志を抱き奔走する龍馬の心情がうかがえる。(吉田敦史)

 龍馬は海舟と出会って、旧居留地の南側にあった神戸海軍操練所の開設を手伝い、海舟が開いた海軍塾(私塾)の塾頭を務めた。

 展示は、こうした龍馬との縁を生かして神戸の活性化を目指す「長田龍馬会」が昨年に続いて企画。2回目の今回は、高知県立坂本龍馬記念館から手紙の複製の提供を受けた。

 3通とも姉の坂本乙女宛。1863(文久3)年3月20日の手紙は「今にてハ日本第一の人物」と評する海舟に弟子入りしたことを伝えている。同館によると、土佐藩から脱藩後、家族に宛てた最初の手紙とされ、胸を張って報告できる喜びがにじむ。

 同年6月29日の手紙では、長州藩と戦った外国艦船が江戸で修復されて再び長州で戦う、その背景に幕府の役人と外国人の内通があることを嘆き、「日本を今一度せんたく(洗濯)いたし申候」とつづっている。倒幕につながる最初の考えが表れているという。

 1866(慶応2)年12月4日の手紙では妻お龍との温泉旅行を報告し、薩摩藩の西郷隆盛も紹介。自身は国のために命がけで動いているが、簡単に死んではならず、人を殺してもいけないとの考えが記されている。

 20日まで、無料。13日は休み。午前9時から午後6時まで(20日は同2時まで)。長田龍馬会TEL078・754・5895

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