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22年間のボランティア経験をまとめた本を作った荒井勣さん=神戸市中央区、人と防災未来センター
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22年間のボランティア経験をまとめた本を作った荒井勣さん=神戸市中央区、人と防災未来センター

 阪神・淡路大震災での経験を元に、被災地で食器やヒマワリの種を配り続け、“ひまわりおじさん”とも呼ばれるNPO「ひまわりの夢企画」代表の荒井勣(いさお)さん(71)=神戸市垂水区=が、22年間のボランティア活動の経験を記した本「あなたにも出来る被災者支援 実践事例集」を自費出版した。「それぞれの支援活動に生かしてほしい」と呼び掛ける。(高田康夫)

 元中古車販売業で、震災前から自宅近くでヒマワリ畑を作っていた荒井さん。震災後、中古トラックで移動しながら、温水シャワーが浴びられる「ひまわり温泉」を避難所で始めた。うれしさで涙ぐむ被災者を見て人生が変わった。2002年からは人と防災未来センター(同市中央区)で語り部活動も行う。

 本では、そんな阪神・淡路の経験とともに、04年の新潟県中越地震から昨年の熊本地震まで、全国9被災地での活動も記した。

 阪神・淡路では仮設住宅で食器が不足したことから、全国から募った未使用の食器を被災者に配る「お茶わんプロジェクト」を新潟県中越地震から開始。本は、ヒマワリの種も配って歩いたり、仮設住宅に温室を作ったりといった取り組みも紹介する。被災地でできた結び付きが、次の被災地での支援活動につながったとも説く。

 荒井さんは「『これなら俺にもできるぞ』と思ってもらえるはず。次に続く若者が出てきてほしい」と話している。

 A5判、180ページ。千部作成。1350円(税込み)。24日午後2時~4時半、神戸市中央区の市勤労会館で出版記念講演会を開き、先着100人に本を無料で配布する。本の申し込みは、ひまわりの夢企画(ファクス078・787・7387)まで。

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