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「丸五アジア横丁ナイト屋台」でにぎわう丸五市場=6月、長田区二葉町3
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「丸五アジア横丁ナイト屋台」でにぎわう丸五市場=6月、長田区二葉町3

 今春に開設100年目を迎えた神戸市長田区二葉町3の「丸五市場」で、毎月第3金曜に開かれる「ナイト屋台」が大盛況だ。阪神・淡路大震災を乗り越えた市場の愛称は「丸五アジア横丁」。地元には外国人が多く住み、ナイト屋台にも韓国や中国、ベトナム、タイなど、アジアの料理が並ぶ。エスニック料理と相まって、昔ながらの市場の雰囲気が魅力となり、若者らを引きつける。7月のナイト屋台は21日に開かれる。(勝浦美香)

 1918(大正7)年に設立された丸五市場は、最盛期は130以上の店舗が集まり、繁盛した。そんな市場が大きく様変わりしたきっかけは1995年の震災。震災前に100を超えた店舗は現在、11にまで減った。

 地震が発生した当日は偶然、市場は定休日。建物の倒壊は相次いだ一方、普段であれば火を使っている店もあったはずだが、火災は免れた。同市場事業協同組合理事長の西村政之さん(73)は「あのとき火事になっていたら、市場は今の形では残っていないと思う」と振り返る。

 長田区は、韓国人やベトナム人をはじめ、在日外国人の多い地域。西村さんは震災後、「アジア横丁」という愛称をつけることで若者の関心を誘った。

 市場の商店主や外部の有志が催すナイト屋台は2008年から続き、6~10月に開催。韓国の海鮮チヂミやタイカレー、ベトナムの米粉でつくった麺料理フォーなど約20屋台の味を、子どもから大人までが楽しむ。満席で通路に人があふれる人気ぶり。西村さんは「9年やってきて、1回もハズレだったことがない」と笑い、「若手が考えたバルなどのイベントも盛り上っている。今の市場の形を残していきたい」と話す。

 今月21日も含め、ナイト屋台は10月までの第3金曜午後6~10時。

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