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母校でのライブで歌を披露する中新井美波さん(右)=神戸市垂水区、多聞台小学校
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母校でのライブで歌を披露する中新井美波さん(右)=神戸市垂水区、多聞台小学校
ライブ後、児童から花束を贈られる中新井さん(後列右端)と山川浩正さん(前列右端)=神戸市垂水区、多聞台小学校
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ライブ後、児童から花束を贈られる中新井さん(後列右端)と山川浩正さん(前列右端)=神戸市垂水区、多聞台小学校

 学生時代に陸上の全国大会で活躍した神戸市垂水区出身の歌手、中新井美波さん(26)が23日、母校の多聞台小学校(同区多聞台3)で初めてのトークショーとライブを開いた。10万人に1、2人とされる「1型糖尿病」と闘いながら活動を続ける中新井さん。「この病気をしたから得られた出会いがある。支えてくれる人を大切にし、負けない人生を」と夢を諦めない大切さを訴えた。(小西隆久)

 1型糖尿病は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」が分泌されなくなる病気。生活習慣との関連が強い2型とは異なり、中新井さんは小学6年で発症した。1日数回のインスリン注射を自分で打ちながら、計10年間の競技生活で全国高校駅伝や都道府県対抗駅伝の区間賞に輝いた。

 2015年1月、同じく1型糖尿病の患者3人で「1-GATA(イチガタ)」を結成。音楽イベントなどへの出演を通じて同病や患者への理解なども訴える。一方で、今年1月にかかった病気の後遺症で心臓の弁内膜症とも闘っている。

 中新井さんは、陸上との出合いや病気発症時の衝撃などを振り返りながら「支えてくれる人たちのためだから走り続けられた」と語った。

 ライブでは、病気で眠れない夜をテーマにしたオリジナル曲をバンドのメンバーで「THE BOOM(ザ・ブーム)」の元ベーシスト山川浩正さん(52)とともに披露した。山川さんも1型糖尿病を患い、中新井さんとは病気のシンポジウムを通じて知り合った。 多聞台小6年の女児(11)は「こんなに大変な病気と闘っているのに明るくてすごいと思った。困難から逃げない所を見習いたい」と話した。

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