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「心のポスト」の設置を目指す実行委員会のメンバーら。ポストのデザインは仮のもの=神戸市長田区
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「心のポスト」の設置を目指す実行委員会のメンバーら。ポストのデザインは仮のもの=神戸市長田区

 亡くなった家族や別れた恋人に宛て、届かない、誰にも見られない手紙を投函(とうかん)する「心のポスト」を、神戸市長田区と須磨区にまたがる高取山(標高328メートル)の頂に置く計画を、麓の住民らが進めている。実行委員長の元保護司小西清次さん(82)=長田区高取山町1=は「人に話せない悩みが少しでも軽くなればうれしい。まちおこしにもつなげたい」と話す。(上杉順子)

 両区や兵庫区の住民にとってなじみ深い高取山。早朝登山なども盛んだが全市的、全国的な知名度は低く、小西さんは「眺望も素晴らしく、もっと有名にしたい」と考えていた。東日本大震災の被災地に同様のポストがあると聞き、半年前から構想を温めた。

 知人の放送作家三条杜夫さん(70)=須磨区=に相談し、同山山頂にある高取神社の協力も得て「高取山 心のポスト実行委員会」を結成。今後、ポストのデザインや投函方法を細かく決め、年内をめどに同神社境内に設置する予定。手紙は開封せず、一定の期間をおいて同神社で「お炊きあげ」をする。

 会社勤めをしながら保護司を始め、18年間務めたという小西さん。「犯罪や非行をした人の悩みを聞き続けた経験から、ポストの設置に心引かれた面はあるかもしれない」と話す。

 実行委員会はメンバーを募集中。参加費2千円をポストの制作費用などに充てる。9月18日午後2時から神戸珈琲本社(長田区上池田)で決起集会を開く。小西さんTEL078・621・1487

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