神戸

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 10月8日告示、22日投開票の神戸市長選で、共産党兵庫県委員会の松田隆彦委員長(58)が31日会見し、無所属で立候補することを表明した。会見要旨は次の通り。


 「8年前は共産党公認で市長選を戦ったが、今回は野党と市民の共同の候補者として戦う。政治の流れを変えるには市民と野党の共同が必要だ。現市政は各地に広がっている中学3年生までの医療費無料化の流れに背を向け、安倍政権に迎合してその悪政を神戸市政に持ち込んでいる」

 -立候補表明までの経緯は。

 「当初は選考する側として、他の何人かに立候補を要請したが、実らなかった。選挙が目前に迫るにつれて、市政の転換には、市民と野党が共同で市政を変えていくというメッセージを強く押し出すことが大事だと考え、党県委員長の私自身が決意した」

 -8年前との状況の変化は。

 「阪神・淡路大震災後、神戸は市民に冷たい政治になった。8年前もこの点は同じで、市民が主人公の政治をつくろうと訴えた。その後、市政はますます中央直結の国民・市民に冷たい政治となり、争点は明確化している」

 -選挙戦をどう戦うか。

 「憲法改正や原発再稼働、借り上げ復興住宅からの被災者追い出しなどに反対する運動、市民の足を守る運動、給食の安全を守る運動などが市内で起きている。そうした運動とも連携し、ともに要求を掲げる選挙にしたい。他の野党や議員のほか、保守系でも『自民でいいのか』と感じている議員とも広範な共同で戦いたい」

 -人口減少に直面する中で、どのような神戸市にしたいか。

 「東京や大阪の資本がもうける開発ではなく、今住んでいる市民が明るく元気に暮らせることが大事だ。そのためには中3までの医療費無料化など、市民に寄り添う政治が必要だ。市民生活を支えることで人口減を抑える」

 -政務活動費(政活費)をめぐる問題で市議4人が辞職した。市長選と同日に補選が行われる見通しだが、どう受け止めるか。

 「(2年前に自民党神戸による政活費不正流用問題が発覚した際)久元市長は詐欺が明確になっても、告訴しなかった。与党に忖度して甘い関係を持っている。政治の私物化だ。こうした政治姿勢も争点としたい。市長選と補選が相乗効果を発揮できたらいい」

 -日本維新の会も候補を擁立する。

 「維新は国会では共謀罪成立や憲法改正で安倍政権と響き合い、自公の補完勢力としての役割を果たしている。神戸市会でも、維新会派は現市政寄りの対応をしてきたのではないか。私は現市政に対し、正面からぶれずに対決する」

 -神戸の磨いていきたい素質は。

 「神戸は山も海もあり、観光資源を光らせていく。住んでいる市民が利用できることも大事だ。神戸らしい老舗がなくなってきており、産業を輝かせていくのが大事だと思う。西区や北区では買い物難民が生まれている。三宮一極集中ではだめで、各区のバランスのとれた発展を目指す」

 -国政選挙では野党共闘が模索されているが、神戸市長選で民進党は現職を推薦している。

 「神戸市長選で民進党がどうするかはこちらが言うことではない。共産党と市民が力を合わせて久元市長を倒すという戦いができれば、野党共闘も加速するかもしれない。共産党県委員長の私自身が出馬して、市民と市政を変えようとして戦うことが、野党共闘を大きく進める上で役割を果たせるのではないか」

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