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「広がれ!こども食堂の輪」と題して開かれた集会。地域との関係づくりを話し合った=神戸市中央区中山手通4、ひょうご共済会館
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「広がれ!こども食堂の輪」と題して開かれた集会。地域との関係づくりを話し合った=神戸市中央区中山手通4、ひょうご共済会館

 子どもが1人でも安心して無料や低価格で利用できる「子ども食堂」をテーマにした集会が2日、神戸市中央区中山手通4のひょうご共済会館であった。市民ら約100人が参加。生活が苦しい家庭や孤食の子どもに継続して食事や居場所を提供するため、地域との連携のあり方を考えた。(段 貴則)

 子どもの貧困問題に取り組む自治体職員や弁護士らの組織「ひょうご子どもカフェ」が主催した。県によると、少なくとも県内に64の子ども食堂があるという。

 集会では「そのっこ夕やけ食堂」(尼崎市)と、小学校の家庭科室で朝食をふるまう「朝ごはんやさん」(大阪市)を運営する住民らがそれぞれ登壇。立ち上げの経緯や現状を発表し、運営を軌道に乗せる鍵として学校やPTA、住民組織などとの連携を挙げた。

 会場から、食中毒を防ぐ手だてなどの質問が出されたほか、行政関係者は「支援したいが、どこまで関わるべきか」と悩みを口にした。進行役を務めた法政大学の湯浅誠教授は「補助金を出すことに反対はしないが、活動を持続させることを考えれば、食堂を始めたい人と、地域団体を結びつける役割を果たしてほしい」とした。

 また別の参加者からは「行政支援に対し、どう成果を図るのか」との問いも。湯浅教授は「本当の意味で成果が現れるのは20~30年後。子どもが大人になり、社会でどういう役割を果たしてくれるか、あるいは自分の子どもにどう接するかだ。長い目で見ていくことが必要」と述べた。

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