神戸

  • 印刷
神戸体操を行う市立兵庫商業高校の生徒。負荷のかかる動きが織り交ぜられる(同校提供)
拡大
神戸体操を行う市立兵庫商業高校の生徒。負荷のかかる動きが織り交ぜられる(同校提供)

 腕立て伏せやジャンプを取り入れ、運動量は「ラジオ体操の3倍」とも言われる神戸体操(神戸市学校体操)。インターネット上では「あったなあ」という経験者の声に加え、「知らない世代がいるとは」「神戸市民だけどやったことがない」と、実施校の大幅な減少に驚くコメントが寄せられた。

 そして、神戸体操の誕生にまつわる新たな証言をいただいた。神戸体操の前身は1951(昭和26)年に、体操の元オリンピック選手本間茂雄氏が協力してつくられた体操。その後、66(同41)年に現在につながる小中高校別の体操4種がまとめられた。

 「本間さんのつくった体操と、66年の体操はまったく別物なんです」とは、66年当時、市教育委員会の体育保健課(現在のスポーツ体育課)で勤務した須藤鶴子さん(93)=垂水区。

 「神戸体操は、原口(忠次郎)市長が中心となってつくったと言われているが、市長が関わったのは同時にできた『市民体操』です。『学校体操(神戸体操)』は教育委員会を中心につくったもの」と話す。

 須藤さんによると当時、体操を考案するため、週に3~4日は学校を訪れ、現場の声を聞いたという。さらに、なんと須藤さんは神戸体操の小学校低学年用と、市民体操の伴奏曲の作曲を任された人だった。「とにかく体操の動きを生かすような音楽を、と思ってつくりました」と懐かしんだ。

 半世紀を超えて受け継がれる神戸体操には、子どもを思う先生たちのさまざまな尽力が詰まっていたようだ。(勝浦美香)

神戸の最新
もっと見る

天気(12月17日)

  • 9℃
  • 1℃
  • 20%

  • 6℃
  • 0℃
  • 60%

  • 9℃
  • 2℃
  • 10%

  • 8℃
  • 0℃
  • 40%

お知らせ