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長田の新しい風物詩に? 稲刈りに挑む原田太胤住職=神戸市長田区長田町4
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長田の新しい風物詩に? 稲刈りに挑む原田太胤住職=神戸市長田区長田町4

 神戸市長田区長田町4、長福寺の本堂西側につくられた田んぼで12日、初めての稲刈りが行われた。約100平方メートルの田は建物跡地で、今春植えたうるち米と、もち米が順調に生育。工業、住宅地が多い長田区で田んぼは非常に珍しく、JA関係者や住民も駆け付け、待望した収穫を見守った。

 跡地は当初、畑として使う予定だったが、淡路島出身で稲作経験がある原田太胤住職(57)が土に触れ、「田んぼに向いている」と直感。6月、田植え定規を使って苗を植えた。

 稲刈りは、原田住職が鎌をリズミカルに動かして行った。付近の住民も、フェンス越しに興味深そうにのぞき込む。近くの主婦(66)は「『ここに稲が育ってるね』とうわさになっていた。長田で稲刈りなんてびっくり」と作業を見詰めた。

 JA兵庫六甲は栽培の助言をしてきたといい、須磨支店の筑木正法支店長(46)は「住宅が田んぼになるのは、今の時代に珍しい」と話した。

 収穫した米は仏に供えたり、檀家に配ったりする。原田住職は「周りの人が『懐かしい』と喜んでくれるのがうれしい」と笑顔を見せた。(上田勇紀)

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