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テーマや俳優をくじ引きで決めた作品を同時上映する(左から)吉田勝二、衣笠竜屯、西海敬介の3監督=シアターセブン
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テーマや俳優をくじ引きで決めた作品を同時上映する(左から)吉田勝二、衣笠竜屯、西海敬介の3監督=シアターセブン

 映画製作サークル「神戸活動写真倶楽部 港館」(神戸市)の3監督が、テーマや主演俳優をそれぞれ「くじ引き」で決めて撮った作品が、28日から大阪市淀川区十三本町のシアターセブンで上映される。全て監督が思うように撮る自主映画の世界で、あえて制約を設けた創作は大きな刺激になったといい、3人は「作品を通じて映画の面白さを感じてほしい」と話す。(上杉順子)

 西海敬介監督「感謝」(上映時間22分)▽吉田勝二監督「再生カメラ」(同33分)▽衣笠竜屯監督「クラブのジャック~やすらぎの銃弾」(同41分)の3本立て企画「映画のロシアンルーレット」。映画製作イベントへの参加をきっかけに2012~15年に完成させた作品で、「感謝」と「クラブのジャック」はテーマ、「再生カメラ」は主演俳優をくじで決めた。

 「感謝」は失業中の男性と家族のドラマ。これまで映画について考え過ぎ、なかなかメガホンが取れなかったという西海監督は「テーマが強制的に決まったことで動きだせた」と話す。主人公に自身を投影し、せりふ回しにもこだわった。

 「再生カメラ」は死んだ娘を生き返らせるため、特殊なカメラで作品を撮ろうとする映画監督の話。くじで決まった役者はアクション俳優出身で、こわもてのイメージが強い男性だったが、吉田監督は「印象の真逆を行き、子煩悩な文化系の父親を演じてもらおう」と脚本を練った。

 「クラブのジャック」は殺し屋の復讐と、つかの間の休息を描く。衣笠監督が引いたテーマは「やすらぎ」。「一番遠い存在として殺し屋を思いついた」といい、「殺しの烙印」(鈴木清順監督)など、大好きな名作へのオマージュを詰め込んだ。

 28日から11月3日まで、毎日午後7時半から上映。日本語字幕付き。当日1500円、前売り1200円。シアターセブンTEL06・4862・7733

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