神戸

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神戸華僑の歩みをたどる写真などが並ぶ=孫文記念館
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神戸華僑の歩みをたどる写真などが並ぶ=孫文記念館
神戸で財を成した華僑・呉錦堂(前列右から5人目)の別荘(現・孫文記念館)前で記念撮影する孫文(同6人目)と神戸華僑ら=1913年3月14日(同館提供)
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神戸で財を成した華僑・呉錦堂(前列右から5人目)の別荘(現・孫文記念館)前で記念撮影する孫文(同6人目)と神戸華僑ら=1913年3月14日(同館提供)

 神戸に移り住んだ中国・台湾出身者たちの歴史をたどる「神戸華僑『落地生根』150年記念写真展」が、神戸市垂水区東舞子町の孫文記念館(移情閣)で開かれている。写真やデータのパネル約70点を並べ、神戸港開港を機に徐々に増えていった華僑たちの暮らしぶりや神戸との関係、関連団体の活動を紹介する。30日まで。(上杉順子)

 「落地生根」は、ある土地に定着することを意味する中国の言葉。開港150年目を記念し、神戸華僑総会が企画した。

 展示品の在日中国人の人口推移表を見ると、最初に神戸市の統計が出た1904(明治37)年は約2千人。日中戦争など両国の関係が悪化した時代は大きく数を減らした一方、戦後は徐々に増え、阪神・淡路大震災があった1995年から最新の2011年は1万4千人台で安定していると分かる。

 他に、中国から亡命した革命家・孫文を支援した華僑たち、震災時に神戸中華同文学校を避難所として開放した様子などを写真で伝える。同館の村田省一研究員は「豊富な写真とデータで、神戸華僑の歴史を体感してほしい」と話す。

 11月は孫文の誕生月で、同記念館では他にもイベントが予定されている。孫文の誕生日の12日には、今年新設した「林同春記念・孫文記念館学術賞」(孫中山記念会など主催)の授賞式が午後2時からあり、受賞者の孫文研究者2人が講演する。19日は「音楽と講演の会」(午後2~4時)で二胡の演奏、愛新翼館長の講演「中国近代化における孫文の影響」がある。

 入館料は一般300円、高校生以下無料。月曜休館。同館TEL078・783・7172

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