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平均年齢が40歳を超える「神戸ちるど連」。大野莉杏さん(手前左から2人目)、剛君(手前左)の2人は貴重なチルドレンメンバーだ=神戸市、本山東地域福祉センター
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平均年齢が40歳を超える「神戸ちるど連」。大野莉杏さん(手前左から2人目)、剛君(手前左)の2人は貴重なチルドレンメンバーだ=神戸市、本山東地域福祉センター

 神戸市東灘区を拠点に活動する阿波踊りグループがある。1999年ごろに本山第三小の児童7人で結成された「神戸ちるど連」。20年近くがたち、メンバーの大半が大人という“有名無実化”が進んでいるが、「童心を忘れなければOK」と開き直り、にぎやかに汗を流している。(小川 晶)

 今月11日、本山東地域福祉センター(神戸市東灘区)。かねや太鼓を軽快に奏で、にこやかに体を動かす神戸ちるど連のメンバーは、ほぼアダルトだった。

 代表の河野博文さん(62)=芦屋市=が苦笑する。「主要メンバー約30人のうち、ほんまのチルドレンは3人か4人か…。平均年齢は40歳を超えています」

 阪神・淡路大震災後、遊び場を求めて本山東児童館に集まった子どもたちに、近くの竹田豊さん(69)が踊りを教えたのが始まり。週末に練習を続け、年間で20~30カ所のイベントに出演するほど活動の場を広げたが、次第に子どもの参加が少なくなっていった。

 塾や習い事に通う子が多くなったためで、保護者など地元の大人も減少。今では、知人関係で広がった阪神間や姫路などの在住者が大半を占めるものの、「大人が増えたことで、踊りが本格的になった」と前向きに受け止めている。

 そんなおおらかな雰囲気に溶け込む正真正銘のチルドレンメンバーが、西宮市の大野莉杏さん(11)、剛君(8)のきょうだい。昨夏、本場・徳島で阿波踊りを見物し、参加していた神戸ちるど連を見て興味を持ったという。回りは大人ばかりだが、莉杏さんは「おじさんたちは優しくて話がおもしろい」と気にならないそうだ。

 「阿波踊りを楽しみたいという方向性が一致していれば、グループ名とか細かいことは気にしなくてもいいと思う」と笑う竹田さん。今月19日の神戸マラソンの関連イベントや26日の兵庫県佐用町での催しに出演する予定で、新メンバーも随時募集中だ。

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