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ピアニスト馬場千代さんの演奏に聴き入る(後列左から)三浦摩紀さん、宮園貴江さん、三条杜夫さん=神戸市中央区北野町2
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ピアニスト馬場千代さんの演奏に聴き入る(後列左から)三浦摩紀さん、宮園貴江さん、三条杜夫さん=神戸市中央区北野町2

 1908年から第2次世界大戦ごろまでピアノを製造していたドイツのメーカー「スタインベルク・ベルリン」のアップライトピアノの演奏会が、21日午前11時から、神戸市中央区北野町2の結婚式場「神戸北野ハンター迎賓館」で開かれる。戦災で焼失するなど、日本に残る同メーカーのピアノは数少なく、「幻のピアノ」とも呼ばれている。

 英国人実業家エドワード・ハズレット・ハンターが暮らした屋敷を改装して、同迎賓館を営む宮園貴江さん(86)が昨年秋、近くの土地を購入した際、売り主から譲り受けたピアノという。1932年に神戸市内の楽器店で購入したものと伝わる。浜松市楽器博物館(静岡県)の学芸員は「戦前の舶来ピアノは現存数が非常に少なく大変貴重な資料」と話す。

 演奏会は、宮園さんの話を聞いたフリーアナウンサーの三浦摩紀さんと放送作家の三条杜夫さん(70)が提案した。ハンターの出身地やドイツ、日本など、ゆかりのある国の曲を、ピアニストの馬場千代さんが披露。ピアノの音色に合わせて、ハンターと妻の平野愛子にふんした三条さんと三浦さんが「エトランゼ(異国人)の夢」と題して掛け合う。

 普段、同迎賓館は一般公開されておらず、宮園さんは「音色だけでなく、象牙でできた白鍵など見た目も何とも美しい。ピアノとハンターのたどった運命を重ね合わせながら楽しんでほしい」と話している。定員40人。サンドイッチ、ドリンク付きで参加費3千円。同迎賓館藤原さんTEL078・241・5015

(貝原加奈)

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