神戸

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両手を挙げてゴールする長谷川穂積さん=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)
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両手を挙げてゴールする長谷川穂積さん=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)
母と長男に笑顔を見せる小林祐梨子さん=神戸市中央区港島中町6
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母と長男に笑顔を見せる小林祐梨子さん=神戸市中央区港島中町6

 かつてのトップアスリートも、エンターテイナーも、港町で走る充実感に満たされた。第7回神戸マラソンで、元五輪選手はゲストランナーとして、ゆかりの著名人はフレンドシップランナーとして駆け抜けた。沿道からのエールと笑顔、ゴールを目指す“仲間”の息遣いが限りない力に。ありがとう、神戸-。(門田晋一、佐藤健介)

■北京五輪の陸上女子日本代表の小林祐梨子さん「神戸を走れたことに感謝」

 北京五輪の陸上女子5000メートル日本代表の小林祐梨子さん(28)=小野市出身=が、ゲストランナーとして走り抜けた。

 神戸は、須磨学園高校3年の2006年に1500メートルで日本記録を樹立するなど、飛躍を遂げた地。まだ出産から間もないが、ゴールまでの5時間19分58秒の間、笑顔を振りまき大会を盛り上げた。

 フィニッシュ直後、出迎えた母さとみさん(55)と、生後半年の長男の姿が見えた時、喜びと安心感から涙がほほをつたった。

 「しんどかったけど、沿道からの声援に背中を押してもらった。愛着ある神戸を走れたことに感謝している」と語った。

■元プロボクサー世界王者の長谷川穂積さん「感謝しながら走り、皆さんの力に」

 リングでつかんだ数々の栄光。その礎となった神戸の地を駆け抜けた。元プロボクサーで世界3階級王者に輝いた長谷川穂積さん(36)は4時間38分12秒でフィニッシュ。「街がきれいで、気持ち良かった」と、すがすがしい表情を見せた。

 昨年12月に引退を表明して以降、初めてのフルマラソン。「達成感に非日常感…。ボクシングは、マラソンに似ている。もし完走できなかったとしても、その悔しさが次へのエネルギーになる」。チャレンジを決意させたのは、あくなき向上心だ。その感覚を家族で分かち合おうと、妻の泰子さんも誘った。

 前半は泰子さんのペースに合わせ、抑え気味に入った。「とにかく寒かった」と真冬並みの気候に苦しんだが、徐々にスピードアップ。「現役時代から応援してくれた人も沿道に立っている。感謝しながら走り、ランナーの皆さんの力になればいい」。兵庫の英雄は、恩返しの気持ちでゴールテープを切った。

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