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ふるさと納税の返礼品に加わった「みにゃと」グッズ=神戸市役所
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ふるさと納税の返礼品に加わった「みにゃと」グッズ=神戸市役所
ミルクボランティアで授乳を受ける子猫(神戸市提供)
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ミルクボランティアで授乳を受ける子猫(神戸市提供)
神戸新聞NEXT
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 野良猫などとして神戸市が引き取り、殺処分される猫の数が減っている。2017年度は10月末までに304匹と前年同時期に比べて46匹減少。逆に譲渡されたのは174匹で年々増加している。16年度から、飼い主が見つかるまで子猫を預かって授乳してもらう「ミルクボランティア」の経費などに、ふるさと納税を充てる施策が功を奏した。市は殺処分ゼロを目指し、10月から返礼品の猫グッズを増やして寄付を呼び掛けている。(若林幹夫)

 市によると、引き取られるほとんどが生まれて間もない離乳前の子猫。数時間おきにミルクを飲ませる必要があるため、11年度以前はすべて殺処分していた。近年は譲渡を推進しようと、子猫の授乳を動物病院や愛護団体の有志に依頼していたが、市の15年度の殺処分率88%は、全国20政令市で最も高かった。

 このため、ミルクボランティア活動などを後押ししようと、16年度にふるさと納税の寄付目的に「動物愛護支援事業」を設け、ミルク代などに充てられるように変更。1年目は463件、約860万円が集まった。市から動物病院などに預けられた子猫は125匹だった一方、譲渡数は市動物管理センターが管理する成獣も含めて161匹(前年度比70匹増)と増え、殺処分率は70%に下がった。

 ふるさと納税は、野良猫の不妊去勢手術の助成などにも充てられる。寄付者への返礼品は、通販大手フェリシモ(神戸市)と協力し、猫柄の靴下や肉球の香りが付いたハンドクリームなど寄付額の2割相当に充当する金額の品を用意した。

 本年度からは、野良猫の繁殖制限などで引き取りと殺処分を減らすことを目的に「人と猫との共生に関する条例」が施行。イメージキャラクターの「みにゃと」も誕生し、寄付が増える年末を前に、返礼品にクリアファイルやチョコレート菓子「キットカット」の限定パッケージなど「みにゃと」グッズ4点を加えた。市の担当者は「できるだけ多くの猫を新しい飼い主に渡したい」としている。

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