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コミカルな劇で相続問題を解説する「相続一座」のメンバー=神戸市須磨区千守町1、パーマリィ・イン須磨
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コミカルな劇で相続問題を解説する「相続一座」のメンバー=神戸市須磨区千守町1、パーマリィ・イン須磨

 税金や法律、不動産などさまざまな専門知識が絡む相続問題。その重要性を高齢者や家族に分かりやすく伝えようと、税理士や司法書士ら士業を営む人々が、相続問題の重要性を伝える劇団「相続一座」を結成し、神戸市内を中心に地域を巡回している。各分野の専門家が体を張って繰り出す“おやじギャグ”や女装がじわりと話題を呼び、現在は月1回の頻度で公演している。(勝浦美香)

 相続税は、少子高齢化や、2015年の法改正で、従来以上に対象者が広がっている。以前から勉強会をしていた不動産鑑定士の土田剛司さん(52)や税理士の篠田欣一さん(54)ら7人は昨年、「社会に何か還元したい」とお笑い劇による啓発を思い付いた。

 24日には、同市須磨区の高齢者施設「パーマリィ・イン須磨」で公演した。亡くなった母親の遺産を巡り、同居していた長男家族とその姉家族が争う中、母親の遺言が見つかり一件落着というストーリー。司法書士の横田優也さん(39)は天使の姿をしたおばあさんの役で登場。家族がばらばらにならないためにも、遺言をすることの大切さを呼び掛けた。施設を利用する女性(84)は「劇だと分かりやすくて助かります」と喜んでいた。

 終了後、出演メンバーに質問や相談もできるが、中にはすぐに本業に戻るメンバーも。座長の土田さんは「それぞれが忙しく、いつもこんな感じです」と苦笑い。「相続は誰にとっても身近な問題だが、難しい、どこから手を付ければいいか分からないとの声もよく聞く。劇が家族で話し合うきっかけになればうれしい」と話している。

 12月14日には長田区役所でも上演する。「相続一座」事務局TEL078・392・0950

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