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ホテルの正面玄関に設置された鬼瓦の「吽形(うんぎょう)」=神戸メリケンパークオリエンタルホテル 
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ホテルの正面玄関に設置された鬼瓦の「吽形(うんぎょう)」=神戸メリケンパークオリエンタルホテル 

 阪神・淡路大震災を乗り越え、受け継がれた巨大な魔よけの「鬼瓦」の除幕式が7日、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)であった。倉庫に一時保管されていたが、神戸港開港150年目を記念し、「神戸の平和を守るシンボルとして役立てたい」と正面玄関に飾られた。

 除幕されたのは、鬼瓦をかたどり金色に塗られた立体作品で「阿・吽」の2体一対(いずれも高さ約1・8メートル、幅約1・6メートル)。1964年に、旧「オリエンタルホテル」が同区京町へ移転・新築する際に制作された。

 作者は、文化勲章を受章した、朝来市出身の彫刻家の故・淀井敏夫さん。95年の震災で同ホテルは全壊したが、鬼瓦に大きな損傷はなく、メリケンパークのホテルが引き継ぎ、館内で展示していた。ホテルの改修を機に、3年前から倉庫に眠っていたが、巨匠による美術品でもあり、再設置を決めた。

 式典に参加した淀井さんの長女彩子さん(74)=東京=は「東京芸大で教えていた時期の作品。鬼瓦の迫力や存在感が父本人にも似ている。神戸の守り神として再び飾ってもらえ、うれしい」と感慨深げだった。(堀井正純)

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